月刊つよりん(新春緊急企画)

　◎山田の今月の一言                                                |ア
　        山田くん、謝罪する。                                      |ロ
　        『膣れいしました！』                                      |マ
　                                                                  |テ
　◎田中先輩の人生相談　第二回                                      |ラ
 　                                                                 |ピ
　　あれはつい先月の出来事でした。                                  |｜
　                                                                  |な
　　あの日は彼女の誕生日で、僕たちは二人で誕生日を祝っていました。  |る
　僕は彼女へのプレゼントとして、以前欲しがっていたＢａｂｙーＧを用  |も
　意しました。プレミアム付きのラバーズコレクションでなかなか手に入  |の
　らない代物です。                                                  |が
　                                                                  |流
　『はいこれ、誕生日プレゼント』                                    |行
　『うあ！ありがとう。ね、今あけてみていい？』                      |っ
　『うん、いいよ。大したものじゃないんだけど』                      |て
　そして彼女はわくわくしながら包装を解きました。                    |い
　『きゃ〜！これほしかったんだ。ありがとう、でも探すの大変だったで  |る
　しょう』                                                          |。
　僕は彼女のこんな言葉を期待して待っていました。ところがどうでしょ  |匂
　う。彼女は箱の中身を見たとたん、急に不満げな表情に変わり、冷たく、|い
　素っ気ない言葉を返してきたのです。                                |の
　                                                                  |効
　『なによこれ、ＢａｂｙーＧじゃない……ふ〜ん、ずいぶん安く済まし  |果
　たのね』                                                          |が
　ショックでした。てっきり喜んでもらえるとばかり思っていたのに……  |注
　『そんな……せっかく探してきたのに。今なかなか手に入らないんだぜ。|目
　それにこの前はあんなに欲しがっていたじゃないか！』                |さ
　『この前って、もう半年も前のことじゃない。もう興味ないのよ。それ  |れ
　にさ、誕生日プレゼントって普通はもっと高級なもの送るものなのよ。  |て
　だいたいこんなもの手に入れるために、街中探し回ったっていうの？ば  |い
　っかみたい』                                                      |る
　さすがに僕はむっとして、ちょっときつめに言いました。              |よ
　『そんな言い方無いだろ。喜んでもらおうと思って一生懸命探したんだ  |う
　ぞ』                                                              |だ
　すると彼女は突然キレはじめたのです。                              |。
　『な、なによ！あたしが悪いの？苦労して手に入れたのに、感謝しない  |つ
　あたしが悪いって言うの？たいして欲しくもない物なのに。むかつくの  |よ
　よ！その恩を売るような態度が。ふん、なによこんなもの！』          |し
　彼女はＢａｂｙーＧを床に思いっきりたたきつけました。それは無慈悲  |先
　に鈍い音を立てて床にぶつかり、何度も何度も小さく弾みました。      |生
　『うああ！な、なんてことするんだよ』                              |の
　『うるさいわね！こんなもの、こうしてやる』                        |好
　そしてとどめとばかり、ハイヒールでぐりぐり踏みつけましたのです。  |き
　『あ、あああああ……』                                            |な
　『おほほほほほ。いいざまだわ』                                    |香
 　                                                                 |り
　確かに高価なプレゼントではではないですが、いろんな店を探し歩き、  |は
　ようやく手に入れたのものなんです。田中先輩、おんなというのは気持  |シ
　ちではなく、いくらお金をかけたかでプレゼントの価値を計るものなん  |ン
　でしょうか？                                                      |ナ
　                                                                  |｜
　工藤(世田谷区・１９歳フリーター)                                  |と
　----------                                                        |織
　工藤君。これは実に難しい問題だ。残念ながら俺には適切なアドバイス  |り
　が見つからない。そこで参考になるか分からないが、俺の若い頃の話を  |も
　しよう。                                                          |の
　                                                                  |専
　あれは２０年前の今頃だった。あの時もちょうど今日のように吹雪の日  |用
　だった。その日は彼女の誕生日だったのだが、俺は当時食う金もなくス  |シ
　ーパーでパンを盗んでして食いつないでいる毎日だった。だから当然プ  |｜
　レゼントなんて買ってやる余裕もない。やるせない思いで俺は窓から雪  |ト
　景色を見てた。そんな時ふとひらめいた。この吹雪を利用して、一つ雪  |。
　だるまを造ってプレゼントしてやろうと。朝三時頃のことだった。俺は  |だ
　すぐ外に出て、家の前につもった雪をすくい、必死に雪だるまを造った。|ん
　手には豆ができ、やがてそれが破けて血が出るくらい大変な作業だった。|だ
 　                                                                 |ん
　二時間後、ようやくそれが完成した。そうしてそれを彼女に渡そうと思  |ア
　って電話をした。                                                  |ブ
　『俺だ！』                                                        |ノ
　『え、どうしたのよ、こんな時間に』                                |｜
　『今日はおまえの誕生日だろ』                                      |マ
　『うん、そうだけど……』                                          |ル
　『プレゼントを用意した。いますぐ家に来い』                        |に
　『い、今って、朝五時よ！』                                        |な
　『いいから来い』                                                  |っ
 　                                                                 |て
　こうして彼女を呼んで、出来立てのプレゼントをくれてやった。        |き
　『誕生日おめでとう』                                              |た
　『プレゼントって……これ雪だるまじゃない』                        |け
　『おれの心からのプレゼントだ』                                    |ど
　『プレゼント？こ、これが？しかも朝早く人を呼びつけておいて……』  |大
　『そうだ、俺の心からのプレゼントだ。だからおまえには朝五時でも来  |丈
　る義務がある』                                                    |夫
　『なにわけわかんないこといってるのよ！だいたいなんでこんなものも  |か
　らいに朝五時にあんたの家に来なきゃ行けないのよ』                  |？
　                                                                  |
　そこで俺は言ってやった。                                          |次
　『だまれ負け犬！さっさとうけとれ。さもなくばおまえを殴る！』      |号
　この一言にじ〜んときたのか、彼女はすなおにプレゼントを喜んで受け  |は
　と手くれた。                                                      |も
　                                                                  |し
　どうだ、美しい話だろう。工藤君、このように誠意さえあれば、金額な  |か
　んかに関係なく、感動してくれる物なのだ。思い切って彼女の誠意を見  |し
　せてやれ。きっと納得してくれるさ。でも俺へのプレゼントは誠意より、|て
　金額だな (笑)                                                     |月
　                                                                  |刊
　◎編集後記                                                        |つ
　ちょっと書き急いだ気もするが、酔っているので許してね。最近体調が  |よ
　悪いので、今年は酒を断とうと思ったのに、はやくもべろんべろんじゃ。|り
　(西山(姉))                                                        |ん
 　                                                                 |廃
　最近夜中に携帯電話がかかってきてうるさくてしょうがない。便利な世  |刊
　の中だからといって、マナーを忘れてもらっては困るよ。(佐々木)      |か
 　                                                                 |？
　上京しようとしている友人から、都内で安い物件についての情報を求め  |の
　られた。探してみて知ったのだが、最近はやけに家賃が安い。地価も下  |謎
　がり、需要不足もからんでいるんですかね。僕ももっと良いところへ引  |に
　越そうかな。                                                      |せ
　(近江)                                                            |ま
　                                                    おしまい      |る
　------------------------------------------------------------------+！

　アンケート：
　みなさまのご意見を募集します。

　--------------------------- きりとり ----------------------------

　１・今後のつよしくんに何を希望しますか。
　        1.土星系の書き込み  2.アングラな書き込み 3.タコラな書き込み

　                                                     -------
　２・過去で面白かった特集はなんですか。

　                                                     -------

　３・ネタください。

　          --------------------------------------------------

　４・その他、ご意見ご要望などお書きください(嘘、やっぱり書くな！)


　                                        ありがとうございました
　--------------------------- きりとり ----------------------------