月刊つよりん
○ 今月のやまだの一言
『シャワー浴びながらおしっこするのはやめろ!』
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○ さいとうさんの連載小説:『足喰いじじい』
第一話 あしくいじじい参上
それは、あたしの小学校の頃の話です。
その日の学校帰り、いつものようにあたしは洋子と二人で近くの公園に遊びに
行き、ブランコにのっていました。ブランコに揺られ涼しい風を前身に浴びるの
があたしも洋子も大好きだったのです。こうしてあたしたちはしばらく無心に心
地よい揺れ具合を楽しんでいました。
そんなときです。ふと前の方に目をやると、公園の向こう側から知らないおじ
いさんがあたしたちの方をじっと見ているのに気が付きました。洋子もそのおじ
いさんに気づいたらしく、急にブランコを足で停めてあたしに『あのおじいさん
ずっとあたし達をみているよ。なんか怪しいよ』と言いました。そして瞬間、お
じいさんはいやらしい目つきであたし達の方へ歩いてきました。あたしはなんだ
か怖くなり、ブランコから降りて洋子に帰ろうと言ってその場から立ち去ろうと
しました。そうしたら、おじいさんはそれを察したのかすばやく走り寄ってき
て、あたし達の前に立ちふさがりました。
あたしたちは怖くなり、その場から動くことが出来ませんでした。あたしは勇
気を振り絞っておじさん誰?と訪ねました。すると、おじいさんはそんなあたし
たちの質問を無視してニコっと笑い、あたしの足を見ながらこう言ったのです。
『う、うまそうな足じゃな〜』
これが足喰いじじいとの最初の出会いでした。
<つづく>
※※※
○ たなか先輩の人生相談
押忍!たなか先輩。僕は19歳の大学生です。こうしてお便り差し上げたのは、
どうしても相談にのってもらいたいことがあったからです。というのも僕はおな
にーが好きで好きでたまりません。毎日学校へも行かず、朝から晩までおなにー
しまくっています。多分日本一おなにーしていると思います。でも最近むしょう
にむなしくなります。大学生にもなってこんなことで良いのだろうかと思うので
す。このままでは一生おなにーし続けて生きていくような気がして、そう思うと
怖くてたまりません。でも止めることができないんです。手がかってに動いてし
まうんです。たなか先輩、このままで良いのでしょうか?このままではとても彼
女ができそうにもありません。こんな僕にどうかアドバイスをお願いします。
足立区 K・Y
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K・Yくん。
君はこれは他の人には負けない、というものをもっているかね?たとえそれがど
んなことであろうと、誰にも負けないことがあるということは男の価値を決定す
るうえで非常に重要なことなんだと俺は思う。もし君が日本一おなにーしている
という自負があるのなら、それをとことん追求して強いては世界一おなにーする
男になるべきだ。虚しくなることはない。おなにーで結構、どんどん修行に励ん
で誰にも負けないおなにーの方法をあみだせ。その道は決して楽なものではない
かも知れない。しかし俺は君ならそれが出来ると信じている。そうすれば君は一
人前の男として周囲から認められ、素晴らしい彼女が出来るはずだ。迷うことは
ない、どんどんやれ!やってやってやりまくることだ。男とはそういうものなの
だ。そして、究極のおなにーが完成したのなら、ぜひ俺の目の前で披露してくれ
よ。その日がくるのをたのしみにしているぜ!
○ 編集後記
最近ブランキー・ジェット・シティーというバンドにはまっている。あまりにも
聞き惚れて仕事に手が着かないほどだ。こんなことでいいのかな?納期が迫って
忙しいというのにね、これじゃまじでまずいよ。
(すずき)
バイトの人間がエンジェル・スコープ(違ったけな?)とかいうものを買ってきた。
タロット占いとか、他の人のを接続して相性占いとかもできるらしく、めちゃく
ちゃ面白そう。たまごっちのつぎに流行るのはこれかもね。
(かんざき)
うとうとしだした夜中の三時。突然電話のベルが鳴り、受話器を取ると、友人の
いますぐ新宿に来いとの声が。そして家の前の甲州街道にでてタクシーを拾おう
としたのだが、なかなか捕まらなく、20分近く四苦八苦してしまった。
(あんどう)
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おわり
次号は10月1日の予定