涼しかったので昼過ぎに散歩。散歩の終わる頃になって雨が降り始める。傘を持っていたので差す。もちろん雨の降ることなど計算済みだ。
うちからそれほど遠くないところに素晴らしい場所を見付けた。思わず"Be running up that hill"とか"I'm looking at the Big Sky"とか言いたくなるような場所。空が広く見える場所ではあるけど、丘ではない。
夏ばてのばてばて。ちょっと控えていたお酒を飲んだら、どうも身体の方が受け入れてくれなかったような。
お盆なので新宿あたりはどうなっているかと思って行ってみると、いつもとぜんぜん変わらなかった。相変わらず人が多くてぐったり、閉口。まあわたくしもその一員なのだが。
新宿でとある本屋さんに久しぶりで行ってみる。で、いろいろな棚を見て回ると、そこには今現在のある世界における見取り図みたいなものを読み取ることができるのだった。ああ、なるほどね、と。
野溝七生子がかなり目立つ形で置かれていたのにはちょっと驚いた。ああそうなのか、と。
たぶんわたしがとても慣れ親しんでいる文庫などは、完全に外れているわけじゃないけど微妙に疎外されていたりする。でもそのことはわたしが世の中から疎外されたりはじき飛ばされたりすることを意味しない。というのも昔からだいたいそんなポジションにいるからだ。
お茶して帰ろうかとも思ったけど、混んでたのでやめる。
ばてばてのばてばてで、食欲も落ちているのだけど、でも食べないと暑さを乗り切れないと思うので、つい食べてしまうのだけど食べ過ぎてしまい、胃の調子がおかしくなる。ついで腸の調子も悪くなる。しゃれじゃないからね。
一年くらい中断していた源氏物語の続きを読む。講談社学術文庫のやつ。「行幸」まで読んだ。源氏も歳を召されたものだが、ますます若々しく、美しいのは滅多にないようなことだと思われる。太政大臣というのは閑職だということになっているけど、名誉職だということなのだろうか。
ほかにもいろいろ分からないことがあるので、調べてみたいところではある。でもまあ涼しくなってから、ということになりそうだ。
ぐったり疲れて調子の悪いときは何もする気が起きなくて、それこそ本を読むのも億劫だし、テレビは見る習慣がないので（音がうるさいし）、ついネットをあちこちふらふら見て回る。適当に検索して適当に見て回るのだけど、たぶん世の中で有名なサイトの多くは見ていないのではないだろうか。
でも２ちゃんねるは割とよく見るかもしれない。
久しぶりに＊＊さんと会う。五時過ぎから七時までという短い時間だったが。＊＊＊さんに仕事の話。紅茶と二色モンブラン。＊＊＊＊＊８階＊＊＊＊＊。
古い６ＧのHDDを使えるようにする。linuxのパーティションを解除するのに一苦労。結局古いdebianの起動ディスクを利用してfdiskしてなんとかなる。そのあとwinでひとつのパーティションにまとめてフォーマット＆スキャンディスク。特に異常なし。
＊＊＊＊＊＊へ。台風一過で強風。ベルガモットなんて見るのは初めて。
夜中に腹痛。＊＊＊か、あるいは便秘か？
腹痛がだんだんひどくなるようなので医者に行くことにする。しかし薬を出してくれる調剤薬局の前を通り掛かると休みだったので医者に行くのはやめた。
夕食は鮭の西京漬けを焼いたのと、昨日作った茄子といんげんの煮物と、納豆。もう少し品数を増やすべきだろう。
夕食を食べたあとは体が落ち着き、腹痛は多少するけど午後の間ずっとあった吐き気は治まった。空腹のせいだったのか？
夕食後またもや「＊＊＊＊＊」に取りかかる。最初の設計とは違うけど、よい感じで書ける。
昨日よりも不調。ときどき腹痛。頻繁に吐き気。ただし、内臓から来るというよりも疲れから来る、あるいは脳貧血からくる吐き気に似ている。
夕食は昨日の鮭の残りを焼いて、あとは茄子とピーマンの味噌炒め、納豆。食後はハーブティーを飲んで９８年春の「＊＊＊＊＊＊」から日記部分をとりだしてGoLiveでアップできるまでにしたけどまだその作業はしていない。更新情報に載せるかどうかも決めなくてはならない。
小説は体力がなさ過ぎるので書くのをストップ。＊＊さんの作品への感想も書きたいのだが、体力がなくて書けない。残念なことだ。
雨が降っていて涼しかった。体調は良くない。
うなぎオフの日。体調はよくない。外を歩くとふらふらする。
オフの集合場所は新宿の中央東口改札前なのだけど、南口のあたりが例によって滅茶苦茶混んでいてなかなか進めない。結構時間が掛かってしまって、目的地に着いたのは五分前くらいだったような気がする。
しかし時間になっても誰も来ないのだった。少し遅れて＊＊さんから電話、すぐにお互いを認識。そのあと＊＊さんから電話。＊＊さんとはなかなかお互いを認識できなかった。というのも＊＊さんは中央東口ではなく中央口にいたのであった。＊＊さんと＊＊さんが同時に到着。
そして＊＊さんから電話。マイシティ一階の公衆電話から電話。というわけで全員で一階に上がって＊＊さんと合流、「＊＊＊＊」に向かう。
＊＊さんはすでに到着していた。というかほかの六人が遅刻。＊＊さんと＊＊さんがお菓子を出す。その場では食べられそうにないのでとりあえずいただくだけいただいておく。＊＊さんからはお茶もいただいた。
それからうなぎを注文する。わたしと＊＊さんはうなぎの白焼＋ごはん、＊＊さんはいちばん小さいお重、ほかの人たちは蒲焼きとビール。
で、いろいろ話をして盛り上がった。わたしはまったく酒を飲まなかったのだけど、別に問題なく盛り上がれた。
今回はとにかくうなぎの白焼を楽しもうというわけだったのだが、たしかにおいしかったのだけど、やっぱり体調の良くないぶん、去年ほどおいしく感じられなかったのが残念だった。それでもものすごくおいしかったのだけど。
わたしはうなぎの骨を喉に刺して、翌日まで取れなかった。
うなぎのあとは居酒屋へ。五分から十分待ちといわれていたのに、実際には三十分くらい待たされた。席は、上下に仕切った阿片窟のような席。薄暗いというかかなり暗い。そこでまたひととおり盛り上がったのだが、その頃お腹が張ってきていたので、それがどうにも苦しくてならなかった。
十時半くらいにそこを出て、＊＊さんはその場で西武新宿線方面へ。信号を渡ってから、わたしと＊＊さんは西口方面へ。
電車で帰宅。ずっとお腹が張っていて、それが苦しくてならなかった。気を紛らわせるために読書。途中でおじさんがわたしと顔を向かい合わせに立っていたのが辛かった。
オフの翌日ということで遅くまで寝ていた。しかし時計が遅れていたので考えていたのよりもさらに遅くまで寝ていることに。体調は思ったよりもましだったので久しぶりにウェブサイトの更新をする。日記コンテンツをアーカイブからmisc.へ。そのほか音楽関係の構造を変えたりなどする。
そんなことをしていたらまた体調が不調に。前の日にあんまり食べなかったら腸の調子がよかったのでお昼をいい加減にしたのが裏目に出たのかもしれない。ちなみにお昼時に＊＊さんからいただいた「かもめのたまご（ミニ）」と＊＊さんからいただいたおせんべいを食べた。どちらもとてもおいしかった。
夕食後にもう少しウェブサイトに手を加える。アップデートはまだ。
また夜中にお腹が張って辛かった。
夕食後、なんとなくお腹が落ち着かない。カモミールティーを入れて、＊＊の旧＊＊を＊＊＊から＊＊＊まで＊る。
午前中は絶不調。困ったものだ。頭がぼやけているのかもしれない。もっと早く寝るべきか。
医者に行く。風邪を引く直前にこんな症状になることがあるとか。あるいは夏ばてで弱っているか。きっと後者だろう。帰りに薬局で処方された薬を出してもらって、＊＊＊に寄って無花果を買う。もちろんほかにもいろいろ。
買ってきたカボチャ１／４はブロック状に切って煮た。ダシを買っておくのを忘れたので、砂糖と酒、醤油だけで。でもこのほうがあっさりしていて結構好きだったりする。食後には無花果と、さらにもらってきたクスリを。それから＊＊。まだ旧＊＊。
九時からビートたけしの出てくる怪人二十面相を見ようかとも思うけどめんどくさいのでやめる。代わりに十一時から「ロッカーのハナコさん」の続きを見る。詰まらないけどこの時間に見るにはちょうどよい。っていうかつまらなおもしろい。
午前中は血圧が上がらない。というか脳貧血気味。＊＊のための＊＊作成。遅々として進まない。それどころかスキャナが動かなくなっていて、ドライバをインストールし直す。そのうちに昼。外にでるととても暑い。それだけでぐったり。
夕食は昨日の残り物ばかり。鮭のムニエル、カボチャの煮物、など。実はスーパーでゴーヤを買ってしまっていたのだけど、帰ってきてから結構食べるものがあるのに気付いた。なぜゴーヤを買ったかといえば、最近になく生きがよく見えたから。宮崎産だとか。
＊＊＊＊＊のサイトを見ていたらシャープの初代＊＊＊＊がかなり安く売っていた。買おうと思ったりもするのだけど、結局大きくて重くて持ち歩かないのではないか、という気もする。というかデフォルトの荷物が重すぎて、それ以上持つ気力がないというか。でもしばらく煩悩に身を任せてウェブ価格調査をする。
半ばどうでもいいドライバ入りのＣＤなんかをケースからエンベロープに入れ替える。余ったケースの蓋の一部を、ＣＤやゲームのケースで割れていたりするものと交換する。残りはいずれ捨てるかもしれないが、今しばらくは保存。
「ロッカーのハナコさん」を見始めた瞬間に＊＊から電話。＊＊＊＊への支払いの件。テレビを見ているとはいいにくくて、結局数分間見逃す。やっぱりビデオの準備をしておくべきかもしれない。
なかなか目が覚めなくて寝坊。寝坊したのに午前中は不調。そういえばここ何年もずっと午前中は不調なのだった。
夕食は昨日買ってきたゴーヤでゴーヤチャンプルー。
１１時からは「ロッカーのハナコさん」ちょっと面白くなってきたかもしれない。来週以降に期待。そのあとテレビにスカパラがでてきた。ドラマーはやっぱり元フィッシュマンズの茂木さんだった。
その後風呂に入ったりしていたらすっかり遅くなってしまった。
夜、ついチャットをして、二時半くらいになってしまう。
午前中は何をしていたんだろう？起きたのはたぶん１０時前くらい。ずっとネットでも見てたんだろう。昼頃買い物に。午後は＊＊。夕方頼んであったＣＤが届く。なぜかチャクラのＣＤがなかった。メールを確かめてみると、メーカー在庫切れということだった。やられた。後の二枚はfishmans。「Aloha Polydor」と「Long Season」。
とりあえず「Aloha Polydor」から聴く。素晴らしい、というのさえ嫌なくらい素晴らしい。というか、どんな言葉も発したくない。明かりを落として一度通しで聴いて、それから小説を書いたりチャットをしたりしながらもう一度。書きながら聴けるというのは、邪魔にならないということではなくて、二つのことがシンクロする状態。最近少しずつ読んでいるミルハウザーの『バーナム博物館』からの一節。「一瞬のあいだ少年は、この上なく明晰に、二重の世界を生きる。彼は真っ暗な洞窟に、ダイアモンドの谷間にいる。と同時に彼は、けば立った青い毛布が腕に貼りつくのを感じ、煙を立てているソーセージの匂いを嗅ぎ、川の匂いを嗅いでいる。大きな山が頭上高くにそびえ、モーターボートの波が砂をひたひたと洗い、ダイアモンドがきらめき、太陽が脚の裏側に照りつけ、蛇たちが洞窟の外でしゅうしゅう音を立て、谷間のダイアモンドと同じ大きさの松ぼっくりが母親の麦わらのビーチバッグと白いゴムの水泳帽のかたわらに転がっている。少年はこの瞬間を引き延ばせたらいいのにと思う。二つの世界が完璧に調和したこの瞬間が、永遠に続けばいいのにと思う。」少しずつ読んでいるのは、暑くてちっとも本を読めないから。それだけのこと。