壊れた。たぶんそのことで何人かの人に迷惑をかけたり嫌な思いをさせたと思う。ごめんなさい。
でもどうしたってある種の暴力的としかいいようのない鈍感さとか（誰でも持っている鈍感さ、というようなものではない）、必ずしも冷酷ではない意地の悪さとか（幼いってことだね）、そういうものの持つ破壊力はすさまじい。そこには鋭さみたいなものはほとんどなくて、分厚いゴムでくるんだ鉄球みたいな、そういう感じ。いや、ちょっと違うかも。つまり、嫌な感じに鈍いのだ。
包丁を研ぎなおして、今度こそよく切れるようになった。包丁ってこんなによく切れるものなんだって思いなおした。だって、きゅうりを切るのに包丁自身の重さとそれにプラスしてほんの僅かな力を加えるだけで、切れてしまうんだもの。明日は包丁の切れ味のバロメーターとも言われているトマトを切ってみよう。
暑い。エアコンを使えるようにした。エアコン無しで生きていくのは街中ではかなり辛いような気がする。
気が付いたらお腹に脂肪が付いていた。隠れ脂肪というやつみたいだ。夕食後にいろいろ食べる悪癖があるので、とりあえずそれをやめようと思う。それから、有酸素運動をして脂肪を燃やすのだ。とりあえずは自転車。でも毎日乗れるわけじゃないから、またダンベルでも振り回そうかとも思う。今年の夏はダイエットだ。
トマトを切った。よく切れた。僅かに違和感があったのは、少し研ぎ足りない部分があるからかもしれない。包丁ってこんなによく切れるものなんだと再認識した。そういう再認識を強いられる状況というのはなんだかなあ。これからは砥石で定期的に研ぐことにしよう。
エアコンの調子が変だ。しばらくすると室外機のファンが止まってしまい、そのままうなってどんどん温度が上がっていってしまうのだ。いくら温度を下げてもちっとも室温が下がらないので室外機を調べてみたら、そういう状況になっていたのだ。放っておいたら火事になるかもしれないのでエアコンを使うのは諦めた。でもなんらかの事情で一時的にそうなってしまったということもじゅうぶんにあり得るので数時間後にもう一度試してみたら、やっぱりそうなってしまった。修理を頼まなくてはならないのだよなあ。仕方がないので今しばらくはエアコンのあるほかの部屋で過ごすことにするつもりだが、そのエアコンにも実は少々難があったりする。
こういううまくいかないことがあると精神のボルテージが著しく下がる、という「癖」がついていしまっているのがうんざりだ。あるいは胃が痛くなったり。こういうのを薬物でコントロールしてしまいたいとも思う。そういうのは好きなのだ。
エアコンの修理を依頼したのが月曜日、修理に来てもらったのが土曜日。あちらの都合とこちらの都合でそうなったのだ。で、見てもらったら室外機の基盤の接触不良で、接触不良を直すだけでも基盤交換でも二万円くらい掛かるという。しかも結構年数が経っているので修理してもいつだめになるかわからない。ということで、修理するかどうか少し考えさせてもらうことにした。新しく買い直すと修理の四倍くらいのお金が掛かる、ということを発見したのは修理の人が帰ってからのこと。
さて、どうしたものか。
台風は大雨を降らせて去って行った。でも我が家のあたりでは暴風雨、というほどでもなかったかも。普通の低気圧でもあれ以上の風と雨になることもあるし。
久しぶりに閉めた雨戸の内側に直径１センチくらいの白い卵の殻が数個へばりついていた。もしかしたらヤモリの卵だろうか？たまには雨戸の開け閉めをしたほうがいいんだろうな。
眼鏡にトンボがとまるというハプニングが。
夕方になって風が強いけど台風一過の空はよく澄んでとてもきれい。こういう瞬間、どこかに行きたくなる。
で、エアコンが使えないのでエアコン無しで過ごした。このくらいの暑さと湿度なら、庭がジャングル化していることもあって結構何とかなってしまうのだ。でもパソコン使うとあっという間に室温が上がってしまうのだけど。
洗濯をしたり料理をしたり本を読んだり（掃除は苦手なのだ）。こういう生活だけをしていてよいなら、今すぐにでもそうしたい。働くのは嫌だ。というか、労働することが嫌なのではなくて（・・・やっぱり嫌だな、労働）、労働に付随する耐え難いことがあまりに多すぎるのだ（でもそれが労働の本質で、私のいっているのはいわば「純粋労働」とでも言うべきものなのかもしれない。つまり実在しない理想状態の労働（「理想気体」の理想だからね））。仕事にやりがいを感じるよりも、不愉快のほうがずっと多い。でもそれ以前に体力がなさ過ぎる、ということのほうがはるかに問題なのかもしれないけどさ。
よく毎日が同じことの繰り返しでうんざりする、ということが言われるけど（というか、そういうことを言わない人のほうが少ないような気もするけど、きちんとした、あるいはきちんとしていない調査さえしていないのでなんとも言えないけどね）、わたくし的にはそれでＯＫだったりする。というのも同じようにみえる毎日だって、わたくし的にはうんざりするほどの、あるいは処理し切れないほどの差異に満ちているからだ。つまり、さらにいわゆる「非日常」なんてやつがやってきたらどうしていいかわかんない、ということになってしまうというわけだ。
別に私がそういう差異を発見できるほど微視的な視線を持っている、と威張っているのではなくて（いや、威張ってるのかもしれないけどさ）、そういうふうに「生まれついている」のだから仕方ないじゃんだから「非日常」がいつ持ち込まれるとも知れない仕事は苦痛に満ちているのさ、っていうか。ね。
「生まれついている」っていう言い方も、なんつーか方便だけどね。
なんか久しぶりに主張してしまったけど、どうして行為とか好悪とかになんらかの裏づけをしたくなるんだろうね？「好き」「嫌い」で済ませちゃってもいいような気もするんだけどね。
でも、そういう「好き」「嫌い」で済ませてしまような「戦略」をここしばらく取っていて（括弧が付いているのは必ずしも意識的ではないから）、それってわたくし的にはある種の「強さ」だと信じ込んでいたんだけど、数人の証言や数冊の本から、それはむしろ「脆さ」とか「弱さ」なのかもしれない、って思ったり。でもそういうことを自覚した途端にそれは「強さ」に反転してしまうのだろうか、それとも相変わらず「脆さ」や「弱さ」に留まるのだろうか。
・・・なんともナルシスティックだけど、仕方ないよね。ナルシストなんだからさ。
昨日が誕生日だった。一人で過ごさずに済んで嬉しかった。
そんなことを言ったら罰があたりそうだけど、もっと幸せな誕生日を迎えることだって可能性としてはゼロではないだろうとは思うのだけど。
エアコンは修理することにしたのだが、まだ手を打っていない。暑くてやる気がでないのだ。
インターネット上のある場所で、私の作成したコンテンツが採用されることになった。コンテンツ作成の依頼はずいぶん前に来たのだけど、作成にかなり時間が掛かってしまったのだ。作ったのはゲームのシナリオ。でもそのゲームをするにはi-modeの携帯が必要で、残念ながら私は持っていないのだった。それどころか周囲の人に片端から聞いているのだが、誰も持っていないのだった。
ふらっと入った喫茶店でアールグレイを注文したら、ウエッジウッドのワイルドストロベリーのカップが運ばれてきた。それは、ある時期恋焦がれた食器のひとつだ。ポットからカップにお茶を注ぐとよい香りがして、唇にカップをつけたときの感触と来たら！へたくそなキスの何十倍も快い。
紅茶を愛する人なら知っていると思うけど、紅茶の味わいはカップによって大きく変わる。ワイルドストロベリーのティーカップはそのあたりが実によくできているのだった。
レイトショーの映画を見に行った。とてもよかった。いつも空いている映画館なのだけど、その晩はほぼ満席だった。
この映画にはあまりに心満たされてしまったので、当分映画を見に行かないことに決めた。
ジュリアナ・ハットフィールド。同時二枚発売というのはすごい。どちらもよいけどわたくし的には"Juliana's Pony: Total System Failure"のほうが好きだ。歪んだパワフルなギターと彼女のキュートな声の組み合わせが魅力的であるのはもちろんだけど、歌詞がものすごくよいのだ。過激といえば過激だけど。でも"Let's Get Married"の歌詞にびびってしまうような男は今後不用品となっていくことだろう。
演劇を見に行った。演劇を見に行くようになってわかってきたことは、映画と演劇というのはまるで違うということだ。映画と小説はよく似ているけど、演劇はそのどちらとも同じくらい遠い。
とてもよかった。座席が前から二番目、というのも幸運だった。
新宿駅の近くでパフォーマンスを演じているかのように倒れて吐いている人がいた。体をエビ反らせて、口からぴゅっと吐瀉物を吹き出していた。
暑さでばて気味。早くエアコンを修理しなくては。その代わり洗濯物はよく乾く。
月蝕。雲のいづこに月宿るらむ。
なんて暑いんだ！の日々。暑さだけもですっかり参ってしまうのに、仕事でとんでもないトラブル発生。思わずキレてしまったけど、あの状況でキレてしまうのは考えてみるとヘンだ。あるいは外している。でも外す快感ってのもあるからね。外すのは恥ずかしいんだけど、いつも外さないようにってのはなんかヤだ。
自転車を買った。ずっと前に買いたい、みたいなことを書いたような気がするけど、とうとう買ってしまった。プジョーのクロスバイク。どうしてもプジョーが欲しかったのだ。そういえば愛用のペッパー・ミルもプジョーだったりする。私ってスノッブ？
届いてくるのは来週。
またまた演劇を見に行った。やっぱり演劇はいいなあ。強いて問題点を挙げるなら、お金が掛かることだろうか。
その帰りに書店に寄った。買いたい本があったのだ。でもそれとは別にとんでもなく高い本をつい買ってしまった。万冊を出して一枚のお札も帰ってこない本、というのは私にとって安い本ではないというのに。暑さで朦朧としていたせいだろうか。
ようやくエアコンを修理してもらう。涼しい部屋のほうがやっぱり食が進む。発泡酒などを飲んでみるけど、こないだみたいに気分が悪くなったりはしなかった。にしても、ビールとか発泡酒が体に合わなくなってきて困る。年のせいなんだろうか。ワインを飲みたいのだけど、開けると二日くらいで一本空けなきゃならないのが辛い。
麻婆豆腐を作るのに、水切りした豆腐を使ってみた。普通に豆腐を入れると妙に水っぽくなってしまうのだ（安い豆腐を使っているからかもしれないけど）。結果はなかなかよろしい。次回もこれで行ってみよう。
それにしても暑い(-_-;)
いつもは日曜日の夜にこれをアップしているのだが、夕べは出掛けていたので一日遅れになってしまった。でも日曜日の夜に酔っ払ってしまう、というのはとても気持ちのよいことだし、日曜日の夕方、やっと日が沈んでやっと涼しくなり始めた街を歩くのも、とても気持ちがよい。
自転車は無事火曜日に届いてきた。でもその日は天気が悪かったので家の中に運び込んで、今日までそのままだ。ほかに借り物の自転車があって、それを返さないと置く場所を確保できないのだ。早く返して自分の自転車に乗りたい。そのかわり、借り物の自転車には毎日のように乗っていたりする。
自転車に乗るのはかなり楽しい。恍惚としてしまうこともしばしばだ。木漏れ日の中を走ると一瞬意識がとんだりして、それがとても気持ちよいのだが、まあ危険でもあるよね。
我が家には様々な生物が住んでいる。庭の表はほぼ完全に植物に被われ、その上にはスズメだとかカラスだとかヒヨドリなんかがやってくるし、その下にはカナヘビやミミズなどがのたくっている。どれだけの種類がいるのか見当もつかない。蜂の巣もあったりするし。天井裏にはヤモリが住んでいて、ときどき走る音がする。
で、ある朝庭に面した網戸に珍客が現れた。灰色の小さなネズミで、網戸に両手を掛けて家の中の様子を探っていた。近寄ってもちっとも逃げてくれない。いろいろな動物になかなか警戒してもらえない私だが、ネズミも例外ではなかったようだ。網戸を電気器具のプラグで叩いたら、叢の中に逃げ込んで行った。
泥酔してチャットしたら、翌日かなり後悔した。Ｔ氏に学ぶべきだったのだ。
暑い。必要がなければどこへも出掛けたくない。そうも行かないだろうが。