しばらくぶりに文芸書の単行本を購入できる程度の規模の書店に出かける。うにょ〜ん。
まずは＊＊＊＊さんも少しだけ触れていらっしゃった岩波文庫版『トリストラム･シャンディ』上中下をゲット。ページをぱらぱらめくってみると、例の真っ黒ページがあって、にっこり(^_^)。
それから、最近＊＊＊＊＊＊＊で話題に上っているボルヘスの『伝奇集』をゲット。ボルヘスは読んだことないんですよん。うにょ〜ん。
次に高橋源一郎の『いざとなりゃ本ぐらい読むわよ』をゲット。例によって松苗あけみの装画が素晴らしい。
さてさてあとはトゥルニエの（ってこの人のことはよく知らないんだけど）『聖女ジャンヌと悪魔ジル』。たまにはｕブックスが買いたかったってわけ。
でそのあと歯医者に行ったら麻酔の注射を打たれてイっちゃいました。うにょ〜ん(＠〜＠)。
いつもと違う道を歩いていたら、道路脇の空き地というか畑というか花壇というかに、赤い花がたくさん咲いていた。何の花だろうと近づいてみたら、サルビアだった。サルビアは、この季節の花だったっけ？と記憶の糸を手繰り寄せてみるけど、思い出したのは、花の中心の部分を引き抜いて根元の部分を舐めると甘い密の味がするということだけ。子供の頃住んでいた家にはサルビアが幾株かあって、花が咲くたびにそういうことをしていたのだった。でも、特に怒られた記憶もない。子供の頃は気がつかなかったけど、サルビアの赤はなにか強い意思を持っている。赤くてきれい、というわけにはいかない。どんよりと曇った空の下では色温度が上がって、世の中全体が冷たい感じに見えるのだけど、かえってそのことがサルビアの赤を際立たせる。
子供の頃住んでいた家は今はもうない。物理的には存在するのだけど、少し前にひとまずの終焉を迎えてしまったのだった。