日記という書き物はしばらくやっていなかったのだが、ゆうべあたりからまた鬱に入ってしまったので、ちょっと書いてみようかと思う。
今日の午前中は職場からの電話を待っていたのだがかかってこなかった。ほんとうはその時間に桜の花びらを掃き集めなくてはならないかなと思っていたのだが、外仕事をしていると電話の音が聞こえないのでできなかった。まあ、あとでやろうかなと思う。
電話を待つというのは本当に嫌だと思う。
＊＊さんが＊＊＊に書いていたことを読んで、妙に納得した。彼女が拙作「ムーンライト・ロジック」を読むのに挫折したのは登場人物が出揃ったあたりだったし、「バスルーム」はまさに視点（でもないのだが）が目まぐるしく変化するというものだったからだ。しかし、そんなひどい手紙を受け取るとは災難だと思う。
＊＊＊＊＊は作品のアップに読みが追い付かない。にしても＊＊＊さんの＊や＊＊＊の発言（よく読んでないけど）にはいつも多少の反発を感じる（発言を封じたいとかそういうことではない）。なんていうか、「文学」について論じたりすることが文学的なのであろうかと私などは思うのだ。
新聞（朝日）に女子大生（違うかもしれない）の９割が性的嫌がらせを受けたことがあるという調査結果が出ていた。内訳はどうあれ、「性的嫌がらせ」と受け取られるようなことが少なくともそのくらいされているわけだ。これは非常事態に他ならないと思うし、そう受け止めなくてはならないことである。
ここ数日ＯＳのインストールばかりしていて、多少頭がおかしくなったかも知れないが、それでもストレスから鬱になるよりもずっとましである。いったい私たちは楽しいことばかりして生きていってはいけないのだろうか？一時期主婦になりたいと本気で思っていたのだが、それも無理かもしれない。なにしろ、近所付き合いというのは本当にたいへんで、信じられないほどのエネルギーをつかうということが最近分かった。もしかなうことならどこかの穴蔵にでも一生籠っていたいものである。
今日もまだ＊＊に行かない。しかし水面下の＊＊は始まっている。それは電話で片付けた。
午後からは社会保険事務所というところへ出掛けようと思ったのだが、出掛けようとした矢先に強い雨が降り出して、どうしようかと迷った。とりあえず天気予報を聞くと、雷雨になるやも知れぬという。しかし出掛ける準備をしたのに出掛けないのも癪なので、近所に買い物に出た。どうせ税金も払わねばならなかったのだし。
雨なのにこころはそれほど沈んでいない。不思議だ。晴れたら鬱になりそうな予感。残っていた桜もこの雨でほとんど散ってしまうだろう。
戸籍謄本を取りに駅の近所にできたサービスセンターとかいうところに寄る。建物はまだ新しく、中もきれいだった。働いていた人は定年後再就職したという感じの人達。戸籍謄本を取るための書類を書きこんでいるとわさわさと職員が集まってきて覗きこむ。書きにくいったらありゃしない。
しかしそれにはわけがあって、どうやら私が戸籍謄本請求第一号らしいのだ。いろいろな表示からして、開所が今日のようなのだ。
オンラインで繋げる機械の操作もぎこちないし、印もどれを使えばいいのか迷ったりしていたし、最後に、謄本を綴じる機械にはカバーがかけられていて、電源プラグさえ差し込んでいなかった。
時間はかかったけど、滅多に出会わないような場に立ち会えて、なんだか嬉しかった。
夕食にはニジマスのホイル焼きというのを作ってみたが、なんかいまいちだった。
「生理」というお題で＊＊＊＊＊の作品を書いてみようかと思った。
今日は都合三ヶ所を巡ってきたのでとても疲れてしまった（しかしながら仕事はろくにしていないのである）。最初は自宅から徒歩三十分の某所。行ったはいいが、仕事はあんまりなかった。次はペルー大使館の近所。途中３回も乗り換えなければならないので面倒である。そこに到着する頃には腹ぺこで腹足類もこれまでかという有り様だったが、どうにかお昼にありつくことができて復活。仕事はほぼ順調。つい先日まで＊＊であった奴が＊＊＊＊＊で登場。まあ、そんなこともあるさ。
仕事はそこまで。バスに乗ろうとしたら女子高生がバスを占拠していて、すんませんと言ってようやく乗せてもらう。
それから隣の駅で降りて靴を買う。数十万円のものには及ばなくともせめて数千円のものを買おうと思い、なんと五千円を越える価格の靴を買った。
家にたどり着いたら紫外線をたくさん浴びたせいかとても着かれていて、しばし昼寝。夕方になって電話で叩き起こされる。しかしその電話は取るとすぐに切れた。こちらもキれた。もう一度寝る。
しばらくしてもう一度電話。家から徒歩三十分の職場から。晴れているから＊＊＊＊＊に来ないかとのお誘い。疲労甚だしいので断る。往復4kmは遠い。自転車があればなと思う。
そしてまた寝る。するとまた電話。この野郎と思う。今度は××スポーツとかいう新聞社。母校の紹介記事を載せるから、その記事の下の個人広告を出さないかという。こちらは昔の知り合いには野垂れ死にしたとでも思われたいので言語道断と即座に断りたかったのだが、寝起きで頭が働かなくてしばらく話を聞く羽目になった。なんでもひとくち３万７千円だそうだ。自転車が買えるじゃないか。だいたい、都立高校なんて紹介したって仕方がないと思う。それに、そのスポーツ新聞が存在するのかどうかもわからない。私は生まれてこの方スポーツ新聞を買ったことはない。スポーツに興味がないのだからあたりまえで、誰にも非難される筋合いではない。相手もそれを知ってか知らないと言っても非難はしなかったが、不愉快だったかも知れない。
結局それ以上寝ていてまた電話がかかってきても嫌なので起きることにしたのだが、それ以後ふっつりと掛かってこなくなった。
昨日は飲み会。カラオケに行く。種ともこの「オ・ハ・ヨ」といまーの＆さかもとの「ルージュマジック」を歌う。誰も知らなくてあんまり受けない。
今日は電話が三本もかかってきた。うち二本はセールス。
まいまい 「はい」
セールスマン「××エステートの○○と申しますが、ご主人様いらっしゃいますでしょうか」
まいまい 「……たぶん私が主人にあたると思うのですが」
セールスマン「……そうですか。ええと、節税対策にリースマンションのご案内をしているのですが、いかがでしょうか？」
まいまい 「節税するほど税金払ってません」
セールスマン「でも、教育費のローンなんか組んでいらっしゃるんじゃないですか？」
まいまい 「組んでません」
セールスマン「……そうですか。では失礼します」
そしておんなじ奴が夕食の準備中にもう一度かけてきた。どうやら奴の仕事は揮発性メモリーを使ってすすめられているらしい。
それから、昼間洗剤のアンケートなんてのがたずねてきた。奥様はといわれても、奥様は亡くなりましたなんて言うのも嫌だし適当にごまかした。もう来るな。どこの家にも奥様がいるかといえばそんなことはないのだ。
夕食後、冷凍庫の整理をする。すると、去年母親の作ったホットケーキの半分が出てきた。「ホットケーキ '96.11.10」という母親の書いたメモが添えられていた。古いのでそのまま捨てたが、＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊を思い出したのはいうまでもない。
午前中、洗濯機を回しているとき、互助会の人が来た。互助会とはすなわち冠婚葬祭屋さんである。先日の葬儀の手際のチェックと、この先も互助会に入って下さいといういわば勧誘に来たのであった。
で、またもややたらに若く見られたのであるが、別に若く見られたから嬉しいということもなくて、かえって嫌だったりするのだが、そう考えてみると若く見えるというのは必ずしも社交辞令ではないのかもしれない。そう、２、３歳なら若く見られても嬉しいのかも知れないが、１０歳近く若く見らるのはかえって苦痛である。
で、結婚がどうのこうのという話になって、よくあちこちから紹介を頼まれたりするらしいのだが、そのときの条件というのがあって、それは「まじめで収入が安定している」というものだそうだ。確かに、親としてみればそういう条件はとても大切であるかもしれない。しかし、それならどんな相手でも構わない、すなわち交換可能である、取り替えがきくということで、結婚の多くはあるいはそういうものなのかもしれないと思った。むしろ交換不可能性なんてことを考える方がロマンティック･ラブ・イデオロギーに支配されているのかもしれない。
またもや洗った洗濯物を地面に落す(T_T)。
夕食の片付けをしているとき、突然ある茶碗のことを思い出し、それが買われてきたときの経緯を思い出すとふと涙がこぼれそうになった。その桜の絵柄の茶碗（ご飯を食べるやつじゃなくて、お茶を飲む茶碗）は、父親が亡くなる一月くらい前に母親が買ってきたもので、まあその当時母親も私も＊もかなり荒んでいたのだが、そんなときだからこそきれいなものが買いたくなったといって手渡された私は包みを解いてそれをテーブルの上に並べたのだった。それはいまではすこし古びてしまったけど、そのときはまだぴかぴかで、確かに普段なら母親の趣味ではないかもしれない派手なものだった。白地に桜の花が描かれていて、口のところが金で縁取られている。それは春を連想させた。私はそれを手にとって少しわくわくしたが、母親もそうだったかも知れない。
なんだか、そのことを思い出したら、ちょっとだけ涙が出た。それは母親を荼毘に付してから、初めてのことだった。これまでに何度も母親は夢に登場してきていて、その姿は不思議と元気なときのものばかりだった。でも一回だけ、長い闘病生活のかいがあって、すっかり元気になりましたという状況の夢を見たことがあって、その後はあまり夢に登場しなくなったかも知れない。
で、涙をこぼしそうになりながら、こんなとき誰かに好きなだけお泣きなさいと言われたら本当に泣いてしまうのだろうなと思った。でもそれは家族親戚以外の女の人でなくてはいやで（笑）、そういえば、いまきょうだいにはあんまり会いたくなかったりする。今度の日曜日は納骨だけど。しかし、こういうことをここにかくってことはたぶん誰かに慰められるということを期待しているのだと思う。つくずくヤな奴だと思う（笑）。
あんまり相手にしないように（笑）。
通勤途上のバスの中からペルー大使館を観察。シャッターを閉め切って、警官がバリケードを築いて警戒に当っている。
＊＊に行ったら、＊＊＊＊＊＊が事件のことを知らなかったりした(^_^;)。
帰りにもう一度観察すると、今度は警官隊が巡回していたりして、なかなかに物々しかった。そういえば同じ交差点のあたりを二年前にはオウム関係で警官がうろうろしていた（本部がすぐ近くにあったのだ）。たぶんそういう場所なのだろう。
渋谷のとあるミルクスタンドみたいなところに最近行列ができるようになった。どうやらワッフルが目当てらしい。そいえば同じ場所に半年くらい前まではプリクラがあって女子高生とかあ集まっていた。たぶんそういう場所なのだろう。
にしても寒い。