この部屋は相変わらず存続し続けていたにもかかわらず、ずっとご無沙汰していました。書くこともなかったし（少なくともこの場所では）、面倒だったというのがその理由ですが、他にもあるような気がしますが、どうでもいいことなのでやめておきます。
さて、＊＊さんが長大な日記を書き始めてから一部の人達がとても活気付いて（すべての人が活気付いたら大変です。でも、翌日には前日の日記がすべてログ落ちしてしまうほど活気のある日記の部屋というのがあったらそれはそれで面白いと思います）、＊＊さんはそろそろ止めそうな気配があると＊＊＊さんもおっしゃっていましたが、要するに私は私が始めたら流行が終わりというそういう位置にいると思うので、もしかしたらこれをアップしたら＊＊さんは日記を付けるのをやめてしまうかもしれないのですが、たとえそうなってもそれは私の責任ではありません。
で、なんでまた私などがしゃしゃり出てくるかといえばもちろん説明できるほどの理由もないのですが、きっかけというものはありました。
この二、三日の間に「クソまじめな私」と「音楽の効用」という今更取り立てて述べるほどもないことを再確認させられるような事態に遭遇して、そうしたら＊＊さんの日記に「まじめな外見の私」ということが書いてあったので、やはりそうなのかと納得したということなのでありました。もちろんまじめな外見が嫌いなわけではなく、少なくとも不真面目にみられるよりはずっと好きです。
で、自動筆記のことが＊＊さんの日記に書いてあったのですが、あれは一応の成果を見たので終了しました、と書いても＊＊さんがこれを読むかどうかはまったくわからないのですが、読まれなくても私が一人で悲しい気分になればいいだけのことで、読まれることを前提に書くのが個人的には好きです。
で、あの自動筆記はお話ししたかどうか忘れましたが過去に書いた自動筆記の「ログ」にあとからけちを付けるというもので、数年間寝かせた「ログ」を使いました。実はフリージャズっていう発想は私にはなくて、「溶ける魚」を少し読んでこんなんなら面白いからやってみようかとやってみたもので、いちばん先に感じた困難はフランス語と違って（といいながらフランス語なんてまるで知らないのだけれど）単語を適当に並べていくということが出来ないことでした。とにかく文章にしなければならないという意識がはたらきすぎて、やってるときは面白くなかったような気がします。
で、数年後に発見したらそれを加工できないだろうかと考えて、意味の通じないものに強制的に意味を通じさせ、さらに物語をでっち上げるという作業をしていた頃に＊＊さんと話をしたのだったと思います。
で、＊＊さんはアンビエント云々ということもおっしゃっていたのですが、サンプリングの集大成で形式としてはビートを感じないわけではないのですが○○BPMみたいなものはあまり感じませんでした。私のなかでリンクしたのはKLFの”Chill out"でした（古くて済みません）。あのへんだなと思うのです。
で、抜き書きの快楽みたいなことも書いてらっしゃったような気もするのですが、私は――片端から揚げ足取ってるみたいですけど、そういうわけではありません。だいたい、揚げ足にすらなっていません――私としてはOCRなんかもばんばん使って、1Gくらいのハードディスクを一杯にして、その中から適当にピックアップするようなソフトあるいはAWKなんかのスクリプトを作って、機械の力で（厳密にはそうでもないと思いますが）適当な（「いい加減」という意味での「適当」）文章を抜き出してきてテキストファイルにして出力させて、それをアップするというのに惹かれます。意味付けなんかは読んでくれた人がいたとするなら、その人が適当にやってくれると思うのです（キーワードを指定するとその言葉を含む段落を切り出してくるようにすれば、その辺も意図がありありという感じになってよろしいのではないかと思います。もちろん鋭い読み手はそうやって生成された「無能さ」（あるいは「無脳さ」）を見抜くに違いありません）。そうすると楽しみはどのへんに有るかというと、「いかにも」な本を探してくるというあたりにあるのではないでしょうか。
で、こうして「日記」を書いているのはもちろんあからさまに＊＊さんのまねなのですが、それは文体とかいうのではなく、スタイルなのかもしれないのですが、よくわかりませんが、とにかくまねなのです。まねしている本人がとりあえずそのように認識しているのだからよいのではないかと思うのです。でも＊＊さんがこれを読んで愉快になるか不愉快になるかはわかりません。
で、最初に上げたお題に「音楽の効用」というのがありましたが、実は二、三日前ものすごく下手なんですが、バイオリン五重奏を聞きました。それは練習で、弾いていたうち四人までが子供で、それもたぶん英才教育を受けたような方々ではなかったものですから、ピッチはずれるし途中で付いていけなくなるしで散々な演奏でした。でも、観客が私一人であったということもあるかもしれませんが、その後、妙に気分がハイになって、ちょっとやそっとの嫌なこともなんともないやみたいな無敵の気分になって、センター街は避けたりしてたのですが渋谷の街を歩き回ったりしていたのでした。そういえば、その演奏にも時折梅雨の晴れ間のような美しい瞬間が訪れることがあり、そういうところが効いたのかもしれません。
しかしその日の夜、私はとある人物の策略によってどん底状態に叩き落とされてしまいました。音楽の効用もそこまでです。私はふられたときのように何物も手につかずにその晩と次の一日を過ごしました。詳しいことは述べることが出来ませんが、それは結局私のまじめさに付け込んだ嫌がらせ（笑）だったのです。
それと＊＊さんの日記が多少のタイムラグはあったかもしれませんが同じく私のまじめさについて触れられていたのでこんな日記を書きたくなってしまったのでしょう。
そういえば「抱擁家族」には一ヶ所だけ（じゃないかもしれませんが）主人公が「私」と書かれているところがあって、あれはわざとだろうか、それとも間違いだろうかと悩んだことがありましたが、小島信夫という人はあまり原稿を読み返したりしない人だそうで、だとすればあれは間違いかもしれないと思うのでありました。ところで小島信夫といえば「別れる理由」ですが、と私は思っていて、それは「別れる理由」を読んだことがないだけではなく、本自体を見たことも触ったことも無いためかもしれません。デパートの古本市でも古本屋でも一度も見たことがないのです。もしこの日記を読んでいて、燃えるごみに「別れる理由」を出そうなんて人がいらっしゃったら、私に譲って下さい。
あと、＊＊＊さんが島田雅彦と山田詠美（「えいみ」が一度で変換された！以前に入力したことがあったのだろうか）の対談を引いていらっしゃいましたが、あれはどこかで読んだ気がするのです。それは「新潮文庫の１００冊」とかいう冊子だったと思うのですが、もしかしたら勘違いかもしれません。
ああなんかこの辺で疲れてしまいました。やはり若さにはかないません。でも、まいまいは一度も若い頃がなかったのでそう言ってしまうととても悲しいです。
で、この日記はどうみても＊＊さんへのラブレターのように見えるので、そうだと決めてしまってもいいのですが、ラブレターには苦い想い出があるので（笑）、こういうことにしましょう。
この日記を＊＊さんに捧げます。
一度しか会ったことのない人に対していかにも馴れ馴れしいので不愉快かもしれませんが、以前（ずーっと前）＊＊＊さんや＊＊＊＊さんや＊＊＊＊＊さんと「インタープレイ」ということでやり取りをしたことがあったのですが、これもたぶんそれと同じ傾向です。
ぜんぜん日記風ではありませんが。まあいいか。
これを読んで下さった皆様へ。文中ご不快に感じる点も多々おありかもしれませんが、悪気はあまりないはずです。ご容赦いただければ幸いです。
なぜか二日続けて日記を書いているのですが、これもたぶん＊＊さんのまねです。でも＊＊さんの昨日の日記は振り切れていて（３００行を越えていて）、やっぱり若い人のパワーはすごいなどと感心してしまうのですが、その一方で＊＊＊さんは私よりも少しだけ年上だったと思うのですが、やはりすごいパワーで、まだまだ小さなお子さんを育てながらあれだけ読んだり書いたりされるのはとてもじゃないけどまねできません。以前に「子育てお試し十日間」というのをやった事がありましたが（おむつは変えない、お風呂にも入れない、夜は起きても何もしないという子育て真っ只中の方から見れば「そんなの『お試し』にもなりはしないとお叱りを受けそうなものでしたが。実際、私が関与しなかったことこそが大変であるに違いないのです。でも、自分の子供か、そうでないかということも微妙に影響しているので、そのあたりのことは大目に見て欲しいなと思ったりするのですが）、私はその後すっかりダウンしてしまいました。赤ちゃんって可愛いですもんね。あれがきっと彼らの生きるための戦略であるに相違ありません。
さて、そのすごいパワーであると感服している＊＊＊さんのレスが付いていたので、思わずそれにレスを付ける形で日記を書き始めてしまいました。お気に障ったら、ごめんなさい。とても嬉しかったもので、つい、出来心なんです。
で、「溶ける魚」は実は私もほとんど読んでいなくて（笑）、意味が通っていないものを読むというのはかなり苦痛なことであるに違いないと思ったのでした。それで始めたのがずっと前に５番で書いた「偶然と必然」とかいうものだったのでした。意味の通っていないものを意味の通ったものに変換する。だから何人かの人は読めたのだと思います。たぶん自動筆記がうまくいったとして、苦痛なく読めるのは１行３０～４０字で十行以内ではないかと。まあそれは私の場合で、もしかしたら３００行とか続いていても苦痛な苦読める人もいるのかもしれないけど、そういう人は少ないのではないかと思うのです。
で、「よっぱの部屋」というのも、たぶん酔っ払って書いたものはそれなりに読めるのではないかと。私がＦ文で読んだ「よっぱ書き」の最高傑作はたぶんそれを挙げるとその人が嫌な思いをすると思うので書きませんが、かつて壁で読んだのでした。これだけ書いてしまうとわかる人はわかるかもしれないのですが、ごめんなさい、……さん。私はあれを読んで感動してしまったのでした。
＊＊＊さんは「よっぱの自動筆記の部屋」というように書かれていましたが、酔っ払って自動筆記をするというのもやってみるのは面白そうだけど、指摘されているように、誰も読まない可能性は確かにあるかもしれません。そこで密かに思うのは、「よっぱの自動筆記のセッションの部屋（なんとなく＊＊さんに怒られそうなタイトルだ）」というので、誰かの書いたものにどんどんコメントリンクで繋げていくという、そういうことを酔っ払ったり極度の寝不足だったりハイだったり落ち込んだり、という状況で（笑）やったら面白いかもしれないなと。オン書きだと更にテンションが増していいかもしれません。なんとなくアブナイような気がしなくもありませんが（笑）。やっぱり、対話とかセッションっていうのは面白いのではないかと思います。部屋がはやればみんな見てみるでしょうし。だいたい、誰のどんなコメントが付くかわからないというのはそれだけでスリルがあります。そこから何かが生まれるかどうかよりも、たぶん面白いだろうなという気がします。
と、そんなことを考えながら休みの日だというのに仕事をしました。あまり長い時間ではありませんでしたが。あとは新宿へ出掛けていったのですが、気のせいか休日の上り電車が最近とても混むようになりました。髙○屋効果でしょうか。
その混雑した電車の私のすぐ側に赤ちゃんを抱いたパパが乗っていて、その赤ちゃんが私のとなりに立っていた女の人の顔から眼鏡を取ったりしていました。パパとママは狼狽していましたが、私は無責任にも赤ちゃんは可愛いななどと感じていました。
今日は今までに行ったことのない書店に行きました。棚に並ぶ本はどれも新鮮で、思わず陶酔状態になってしまいました。そんなわけで買う気はなかったのに二冊も本を購入してしまいました。
伊○丹は髙○屋が出来たにもかかわらず繁盛していて、この週末はイタリアフェアなんていうイベントが開催されていて、５階催し物場でパンと料理を昼食用に調達しました。ワインも買えばよかった。
ああ、なんだか疲れてきた。きょうはこれでおしまい。
なぜか３日も続けて日記を書いていて、でもそろそろ疲れてきました。体力ないから。やらなきゃならないことが他にもたくさんあるのに、困ったものです。
そういえば＊＊さんの日記には「なんかもたつく」って何ヶ所か書いてありましたが、かたつむりの日記につられてしまったのでしょうか。だとしたら＊＊さんにも読者にも申し訳ないような気がしなくもありません。
で、１Ｇバイトのハードディスクなんですけど、私はやはりそういうのが好きで、なぜかというと、自分が関与してるのに出てくるものが想像もつかないようなものであったりするはずで（ぶち込んであるどのテクストにも目を通したことがないのであればなおさら）、そういうのにとても惹かれてしまうのです。
昔、とある自然現象／事象について研究していたことがあって、そのときやりたかったのがシミュレーションで、自分が入力したものからは想像もつかないような結果が出てくるような、そういうのを夢想していたのですが、たぶんそれは取り組み方が間違っていて、次に考えたのが帰納的にモデルを作っちゃうというもので、その分析段階でわくわくするような何物かが出てこないかなとあれこれやっていたりしたのですが、結局失敗してしまいました（笑）。
たぶんそういうのがいまでも引きずってて、方法論というか、ツールだけで自分はほとんど関与しないような、そういうのをやりたいなって思うのかもしれません。思い入れで「書き移す」みたいなことは文学とは別のフィールドでやったこともあるのですが、なんか、本なんかでそういうことをやろうと思っても、すぐに嫌になってしまいます。たぶんこれは私が若くはないからかもしれません。人柄のせいかもしれないけど。
で、私の書く日記は平板（っていう言葉だったっけ？）だと＊＊さんはおっしゃっていますが、ああなるほど、と納得してしまいました。実はそういう部分というのは書いてる本人にはぜんぜんわからないので、人に指摘されるととても新鮮で、しかも納得してしまうようなことが多いのです。
それから、日記よりも小説の方が面白いと言って頂けるのは、努力に対する報酬としては本当に嬉しいものがあります。
で、＊＊＊＊＊＊さんの書いたものというのは私がＦ文に入ってからは少ししかお目にかかったことがなくて、今回の＊＊さんの引用やインタビューをみても、それはつくづく残念でなりません。
落語のこととかってぜんぜん知らないのですが、以前に＊＊さんの書いたものを「若さがない」みたいに書いたことがあったのですが、今回引用してあったのを見て、それは落語的なものであって、だとすれば落語には若さがないのかもしれません。
で、これもたぶん年齢的なものではないかと思うのですが、近年の私は「若さ」みたいなもの（「青春」と言い換えてもいいのかもしれません）が少し苦手だったりして（いけないというのではなくて）、今回引用されていたものにしても、そういうものがぜんぜんなくて、とても好きだったりします。
でも以前にそういうことを書いたらとても嫌な顔（見えないけど）をされてしまった記憶があります。
で、＊＊＊＊＊＊＊さんというのは私がここに来たときにはすでにいなくて、どんな人かぜんぜん知らないのですが、どんなことをされていたのか、ちょっと興味がありますね。カットアップとかそういうのも面白そうだし、でもやたらにやると怒られそうです。＊＊＊＊＊＊さんのは引用されたものをみる限りではものすごくかっこよくて、それからインタビューもものすごくかっこよくて、もう少し公共の場に登場していただけないだろうかと思ったりします。いや、それ以上にお話ししてみたいですね。
で、カットアップでもなんでも面白そうなことは何でもやってみたいのですが、
わがはいはねこである
わがはいはねこである
わがはいはねこである
わがはいはねこである
わがはいはねこである
わがはいはねこである
わがはいはねこである
わがはいはねこである
わがはいはねこである
わがはいはねこである
わがはいはねこである
わがはいはねこである
わがはいはねこである
わがはいはねこである
わがはいはねこである
わがはいはねこである
わがはいはねこである
わがはいはねこである
わがはいはねこである
わがはいはねこである
とかいきなりやったら怒られるんでしょうか、著作権とかで。
それから＊＊さんの日記にたびたび登場する＊＊＊さんですが、「＊＊＊」さんで、「＊＊＊」さんではありません。揚げ足を取ろうというのではなく、＊＊＊さんとり合いですので（他の部分はどうでもいいけど、ここだけは＊＊さんに読んで欲しいものです）。
もっと書くことあるのかもしれないけど、疲れてしまった。おしまい。
なんだか本当に「鍵」みたいになってしまった（読んだことないけど）。で、今日あったことは何もなくて、平和でした。寝るまで平和だといいなと思います。
そうそうそれから「よっぱと自動筆記の部屋」は何とか実現しないでしょうかね。セッション大会みたいなのりで。
わたしはお金がないのでめったにＲＴなんかしないんだけど、たまにＲＴするときも飲みながらするということはほとんどない。なぜかといえばそれはたぶん酔っ払い運転で、警察のお世話になれば即免停だからだ。
それに、最近は歳のせいか、ビールひと缶でもじゅうぶんに酔っ払うことが出来て、二本も飲めばたぶん通信も文章書きもまるでできなくなってしまうだろう。だからそのへんのクリティカルな量を探る必要もあるのだが、今日のところは数時間前に飲んだビールがまだ残っていて、それが多少テンションを高くしているのは間違いはないと思うが、実際、アルコールの摂取量と文体のくずれとの相関関係はどのくらいなのだろうかと相関係数とかＦ検定（だっけ？）に思いを馳せてしまうのだ。
で、書き込みの中ですでにいっちゃってるのは＊＊＊＊＊さんで、ほんとうはこの文章自体だってわたしと＊＊さんとの希薄な関係からすれば馴れ馴れし過ぎるのだが、酔っぱらいということで許してもらいたいものであります。そう、＊＊＊＊＊さんですが、とにかくみなさん、＊＊＊＊＊さんの書き込みにレスを付けて削除できないようにするのが＊＊＊＊＊ファンとしての正しい態度であると思うのであります。
よっぱの部屋に頑張って書き込みをしていたせいか、からだがぶっこわれてしまった。仕事も休んでしまった。
バカヤロな書き込みばかりしていたから、そのせいかもしれない。
でも、反省してないけど。
というわけで、少しの間静養します。